What's ASTINA?
アスティナって知ってる?


4. Interior Design

インテリアのデザインも、アスティナの魅力の一つです.
ダッシュボード回りとドアトリムは、ファミリアのハッチバック/セダン系とは、 全く別のデザインで、運転席から広がる景色は、ピュアスポーツカーのそれと みまごうばかりです.

また、ダッシュボード助手席側は、なだらかなスロープになっており、小物は一切 置けません. 不便といえば不便ですが、これは「普通の実用車とは違うんだ」との 強く主張することで、スポーティな雰囲気を醸しているんですね.

トヨタ車の様な高級感はありませんが、シンプルで機能的.  運転席に座った時に「よっしゃ、行くぞ!」って、やる気になるデザインです.

ちなみに、、、設計段階のデザインスケッチがあります.ココをクリックしてみて下さい.


ステアリングホイールは社外品に換装済み

右端に社外品のツィーターを設置


アスティナは、ハッチバック式のリアゲートを持っています.
ハッチバックと聞くと、荷物の出し入れが便利で、大量に積めそうな気がしますが、 アスティナのトランク容量は、セダンより100リットル程少ない336リットルです.
意外に思われるかもしれませんが、アスティナは実用車ではありませんし、 リアのオーバーハングを切り詰めることは、コーナーリング性能の向上にもつながり ます. 実際にファミリア・セダンよりも全長が短くなってます.
このデザインは、機能性を追及した結果、生まれたものと言えるでしょう.

社外品のCDチェンジャー装着


ところで、、、、、
このアスティナのボディって、何かに似てると思いませんか?
実は、アスティナのボディデザインには、あるとんでもない物をモチーフに 使ってるんです.
空力性能を極限まで追及し、とぎすまされたデザイン. スマートな外見とは うらはらに、内に熱い情熱を秘めて、とてつもなく速いスピードで坂を下りおりる.
それは、、、、ボブスレーです.
アスティナのデザインの原案を作成したデザイナーは、以前西ドイツのオリンピック チームのボブスレーをデザインした方で、アスティナのデザインにも生かしたそうです.

ボブスレーと言えば、ジャマイカの陸上選手が、ボブスレーでオリンピックに挑戦した 実話をもとにした映画「クール・ランニング」を 思い浮かべる方も多いと思います.
私もこの映画が好きで、最近もビデオで見ましたが、フロント回りのラウンドしたカーブ、 テール回りの高さ、車高の高さ(^^;)等、見れば見るほどアスティナと似ています.

なんと夢があるクルマなんだろう、アスティナって....



Authored by Hisashi Nakahara, 1998