アスティナの飼い方

よくあるトラブル(!?)
  1. パワーウィンドウが動かない(あくまでも応急処置)
    高速道路の料金所等で、窓を開けようとしてもウンともスンと言わない. こんな経験ありませんか?
    一度経験された方は御存じだと思いますが、、、、
    こんな時は、落ち着いて一度エンジンを切ってから再始動すれば、大抵の場合は何事もなかったかのように 動いてくれます.

    それでもダメな時は、ヒューズボックスをチェックしてみて下さい. 運転席足元のドア側にあります.


  2. パワーウィンドウのタブーとは?
    これも経験された方ならおわかりだと思いますが、、、、、
    4つの窓を同時に上げ下げするのはタブーです.
    4つ同時に全閉または全開状態になると、モーターが消費する電流が無限大になりますから、一発で ヒューズが飛んでしまいます.


  3. アイドリングのタブーとは?
    まさか経験された方はいらっしゃらないと思いますが、完全に停車した状態で、高回転でエンジンを 回し続けるとエンジンから発火する危険があります.(T-T)
    7〜8年前のNHKの特集番組で見た情報で、詳しい原理は覚えていませんが、燃料供給が消費を大幅に 上回って、インジェクションの手前あたりに溜まり、そこから発火するそうです.
    実際に、ファミリアの3ドアを使って試していましたが、30分で発火しました.

    エンジン単体の慣らし運転のつもりで、停車状態でブン回す. または、アイドリング状態で仮眠をとっている時に 無意識のうちにアクセルを踏み込だままになると、この現象が起こるそうです.

    メーカーとしては予想外の使用法なので、欠陥とは認められないし、対処する必要もないとの事.  私も同感です.

    アイドリングは、必要最低限にしたいものですね.

  4. 虫取りケミカルのタブーとは?
    春から秋にかけて、高速道路や郡部の道路を走っていると、クルマの先端やドアミラー、フロントウィンドウに、 無数の虫の死骸が付着しますよね. 吸血昆虫(?)の場合は血液が飛び散るし、虫取りにはいつも苦労させられます.

    そんな時に、カー用品ショップで、ついつい手にしてしまうのが「虫取りクリーナー」!(笑)
    コレでボディにこびりついた虫も、一発で取れる!! ヾ(^o^)/

    その結果、、、、、
    ボディのワックスが流れるのは当たり前として、強い界面活性剤のバワーで、塗膜に浸透し、思いっきり 塗装が痛んでしまいます.(T-T)

    虫取りクリーナーの説明に書いてある通り、窓ガラスだけに使いましょう.
    ついでに言うと、成分組成は普通のガラスクリーナーと同じです. だから、ガラスクリーナーを持ってる人は わざわざ買う必要もありませんね.

    で、ボディの虫を取るなら、洗車の時に、まずは虫が付いている部分に大量の水をかけてから、ルーフ、サイドウィンドウ、 サイドドア、の順で水洗いしていき、最後に虫が付いている部分を洗えば、結構楽に取る事ができます.
    暑い季節は、虫の部分の水分が乾かない様に、ちょこちょこ水をかけながら洗車するといいでしょう.
    (ただし、あまり長い間、虫がついたまま放置していると、この方法では取れません)

    では、不幸な虫さん達の御冥福を祈って、合掌. (^人^)

  5. マツダB型DOHCエンジンのアキレス腱とは?
    ディストリビューターのオイルシールが傷むと、ドロっとしたエンジンオイルが垂れて来ます.
    アスティナを含む、BG系ファミリアのDOHCエンジンは、このディストリビューターの真下に ラジエーターのアッパーホースがあり、長い間そのまま使っていると、ホースが腐食して、 最悪の場合、走行中に破裂する恐れがあります.

    だから、たまにエンジンルームを開けた時に、ディストリビューターの下の面を触ってみて、 あまりにもドロッとしていたら、要注意.
    さらに、ホースにオイルの染みが付いていたら、指で押してみて、硬さを確かめましょう.
    ホースの他の部分と、感触が違っていたら、既に腐食が進んでいます.

    ディストリビューターのオイル漏れは、パッキンを交換してもらえばなおります.
    また、ホースがあまりにも傷んでいる場合は、交換してもらいましょう.

  6. B5エンジン、戦慄の最期? (投稿情報)
    2000.1.16に、鈴木健悦さんからメール頂いた情報です. 恐ろしいですよ、、、(T-T)

    H1年型B5エンジンのクランクシャフトが折れました。
    その前にもB5エンジン(SOHC)のファミリアに乗っていましたが、そんなことは始めて。
    60kmにて走行中、突然の出来事でした。
    マツダによると修理代30万円とのこと。やむなく、廃車となました。
    走行距離は11万kmでした。(今はランティスクーペに乗っています。)

    あと、ドライブシャフトのブーツがよく外れたり破たりします。(父のファミリアH1年型もよく破れた)
    そのままにしていると、ベアリングにごみがたまりドライブシャフト交換になってしまいます。

    原因が何なのか? とっても気になります. 潤滑系の問題でしょうか? オイルが漏れて足りなくなっていたとか?
    とにかく、クランクシャフトが折れると、エンジン載せかえと同じくらいの費用がかかるって事ですね.

    貴重な(悲しい)情報、ありがとうございました.
    ランティス君を大切にしてあげてくださいね.

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Authored by Hisashi Nakahara, 1998-1999