アスティナの飼い方

日頃のお手入れ法
  1. トランクルームの雨漏り対策 (page.2)

    トランクルームの内装パネルを全部外せば、テールランプやセンターガーニッシュを止めているナットやネジが見えます.
    この際全部外してしまいましたが、結構恐ろしい姿になりました.(笑)

    今回の水の侵入経路の説明です
      
    テールレンズユニットとボディ鉄板の合わせ面のパッキンが劣化して、レンズユニット背面に浸水している形跡がありました.(左上写真)
    • レンズユニットに溜った水が、ボディとの取付け穴から室内に侵入.
    • 水の大半は、そのままスペアタイヤ格納部に流れ落ちた.
    • 一部の水はトランクルーム左端にあるケーブルとタイヤハウス壁を「溝」にして、後部座席に侵入.

    私が考えた対策は下記の通りです.
    1. テールレンズユニットに水が入らない様にする.
    2. 万一テールレンズユニットに水が入った時は、室外に排水する.
    3. 万一室内に浸水した時は、全てトランクルームに流し、後部座席への浸水を阻止する.

    対策その2の「テールレンズユニットに水が入った時は、室外に排水する」方法です.

    テールレンズユニット低部の、水が溜りやすい箇所に、ドリルで穴を開けました.
    穴をあける場所は、電球格納部を避けています.

    対策その3の「万一室内に浸水した時は、全てトランクルームに流し、後部座席への浸水を阻止する」方法です.

    ケーブル伝いに水が流れる訳ですから、その経路に、何らかの材質で「壁」を作り、トランクルームに水を導く事にしました.

    パテやシリコンで作ってもいいのですが、作業した当日は時間に余裕がなく硬化するまで待てなかったので、「ホットボンド」を使いました(笑)
    棒状のプラスティックを熱で溶かして垂らすだけですから、30秒で硬化します. 但しAC100Vが必要です.

    見た目はかなりブサイクですけど、何とか機能してくれると信じています(汗)

    以上で、対策は完了です. 元通りに部品を取り付けて完成.
    これ以降、雨漏りした形跡はありませんから、多分成功なんでしょう(笑)

     ▼▼▼▼ 注 意 ! ▼▼▼▼
    テールレンズユニットのコネクタだけは、忘れずに取り付けて下さい.
    付け忘れたまま走行すると、ブレーキランプが点灯しないので、追突される危険があります!

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Authored by Hisashi Nakahara, 2000