アスティナの飼い方
とんさあさんのエンジンルームと、アーシング施工例
「アーシング」とは?
エンジンルーム内の電気配線の、マイナス端子側は、基本的に「ボディアース」と言う方法で配線されています.
つまり、バッテリーからのプラスの配線は、きちんとしたケーブルで配線されていますが、マイナスの配線は短い線でボディに つながっていてるだけです. 各電気部品側は、マイナス側の配線をボディにつなぐ事で、使用するケーブルの本数と長さを半減 できるので、コスト削減と、設計の自由度が上がるメリットがあります.
これはクルマに限らず、電気回路の設計では当たり前の事です.
でも、ケーブルに使われている銅の方がボディに使われている鉄より電気抵抗が少ないし、ボディにネジ止めしてしている端子部でも 電気抵抗が生じます.
だから、多くの電流を必要とする機器とバッテリーの間を、太い銅線で直結する事で、電気の流れを良くしようと言うのが、 「アーシング」と言われる方法です. 管理人の中原も、アーシングを施していますが、エンジンのかかりが良くなる等のメリットを実感しています.
(他にも、マイナスイオンがなんたら、、、、と言う説明もありますが、よく分からないのでパスします)
今回、とんさあさんが、写真入りで説明を送って頂いたので、以下に紹介致します.
エンジンルーム全体
まずは、とんさあさんの車両の仕様の紹介です.
モデル:H3年式1500DOHC MT
フォルザ・エアフィルター、スーパーマグチューン施行済み
右の写真は、、、、、
エンジンルーム全体です.
きれいなブルーのケーブルが、アーシング線で、 ホームセンター等で二千円ぐらいで売られている汎用品です.
バッテリーターミナル部
バッテリーのマイナス側の端子に、4連のターミナルを組み付けています.
ケーブルを、きれいにまとめてますね(^-^)
オルタネーター&インジェクター
←オルタネーター(発電機)
エンジンブロック左、やや奥の下の方にあります.
↓インジェクターとディストリビューター
バッテリー下
赤い丸で囲まれた部分が接続ポイントです. たぶん、ミッションケースだと思います.
上の方に見える黄色いのはスーパーマグチューンです.
磁力でガソリンを燃焼しやすくする、ということですが、体感できるほどの効果は出ていないようです(汗).
エンジン左手前
オイルレベルゲージの近くにあるヘッドカバーのボルトに共締めしてます.
純正で配線されてたということは、ここもアースでしょうか?
施行後の効果ですが、「始動直後でも暖気終了時並のフィーリングで、中高回転での レスポンスが良くなった」と感じています. 今度は、BBSで紹介されているマフラーのアーシングをやってみようと思ってます.
Authored by Hisashi Nakahara, 1998-2004